狙いの馬-アメリカジョッキークラブカップ

狙いの馬-アメリカジョッキークラブカップ

◎はじめに

今回はアメリカジョッキークラブカップ!!別定2200m戦で前年のクラシック戦線で活躍した馬や春の牡馬路線の始動戦として有力馬が出走する注目のレースです!!今年はどんなレースになるでしょう!?とても楽しみです!!

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◎過去の成績

2020、21年はラストドラフトとステイフーリッシュが連続で5着以内に好走していますが、リピーター自体は少なく、勝ち馬は4歳5歳中心です。1番人気が4勝、2着3回と1番人気は信頼できる傾向にあります。

◎人気馬とコースの傾向

今回中山2200mと全競馬場の傾向を比較しました。2016年1月-2021年12月までの期間で勝ち馬に占めるX番人気の割合を棒グラフ化すると以下のことがわかります。

  • 中山芝2200mは全競馬場の結果と比較して勝ち馬に3番人気が多い。

次に馬券を購入する上で重要な3着以内の馬 の人気を調べて3着以内馬に占めるX番人気馬の割合としてまとめています。 X番人気の馬は3着以内に1頭しか入ることができないため、縦軸の最大値は33.333…%となります。

  • 中山芝2200mは全競馬場の結果と比較して3着以内馬に1、3、4番人気が多い
  • 中山芝2200mは全競馬場の結果と比較して3着以内馬に8番人気以降が少ない

全競馬場と比較すると7、8番人気以内が馬券内に多いようですね!!

◎臨戦過程

過去10年の出走馬と3着以内の馬を前走クラスごとにまとめました。出走馬の臨戦過程はG3、次いでG1が多く、3着以内の馬はG1次いでG3が多いことがわかりました。

次に臨戦過程の優劣を判断するため、3着以内の好走馬数を出走頭数で割った数値で各臨戦過程を比較しました。基本的に上のクラスのレースに出走してきた馬の方が好走しやすい傾向があること、一方でOPクラスよりは3勝クラスの方が優秀であることがわかりました。基本的には前走レベルの高いレースに出走してきた馬が中心に狙いたいですね!!

1.G1

該当馬:アサマノイタズラ、オーソクレース、ポタジェ

2.G3

該当馬:キングオブコージ、クレッシェンドラヴ、ボッケリーニ、マイネルファンロン、ラストドラフト

3.3勝クラス

該当馬 :エヒト、スマイル

例外はG2アルゼンチン共和国杯からの臨戦過程のアンティシペイトとOPクラスからのソッサスブレイ、ダートから芝に戻すダンビュライトの3頭です。

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◎気になる馬

1頭目:ポタジェ

前走の天皇賞秋はエフフォーリア、コントレイル、グランアレグリアの揃った2021年で一番レベルの高かったレースだと考えています。ポタジュは12.8 – 11.5 – 11.9 – 12.0 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 11.1 – 11.1 – 11.4のラップで先行しました。ラスト800mくらいから徐々にペースが速くなっていき、最後の直線で坂上で前にいるほとんどの馬の脚色が一緒になるような展開で、カレンブーケドールなどの先行馬が下位着順になる中で先行して6着はG2では評価できると思います!!そんな展開で3着のグランアレグリアは相当強いですが笑

2頭目:アサマノイタズラ

前走の有馬記念大敗で人気が低くなれば狙いたい1頭です!!3走前のセントライト記念では後方から徐々に進出してゴール前にソーヴァリアントを差し切って1着。ペースが上がらず、末脚の持続力勝負の展開になれば…メロディーレーンに負けた馬なんですけどね…

◎予想

本命◎:ボッケリーニ

前走中日新聞杯でも本命にして4着…。今回もボッケリーニで勝負します!!その中日新聞では12.6 – 11.1 – 12.8 – 12.5 – 12.1 – 11.9 – 11.8 – 11.1 – 11.3 – 12.6のペースを中団からレースを進めてました。レースラップが早いラスト3F、2Fで仕掛けていき、シゲルピンクダイヤに差し替えされて4着でした。結果的には前目で仕掛けを少し遅らせた馬が好走した展開だったので、ボッケリーニにはやや不利な展開だったと思います。ただし、ボッケリーニ自身は仕掛けてからしっかり動いていたので、メンバーは強くなりますがここでも期待しています!!

前走中日新聞杯のブログはこちら!!https://www.aa-baken-ga-kaitai.com/post-811/

対抗〇:ポタジェ

毎日王冠3着、天皇賞秋6着はこのメンバーでも実績上位だと思います!!

単穴▲:アサマノイタズラ

喉の状態は心配ですが、嶋田騎手には頑張ってもらいたいです!!

◎買い目

ボッケリーニのオッズを6~8番人気くらいで単勝15倍くらいを想定していたのですが、23日12時の時点で10倍以下…。狙っている人が結構いますね!!去年大活躍の横山武史騎手効果でしょうか!?

単複:ボッケリーニ

ワイド:9-2,6,8,10,11 計5点

馬連:9-2,6,11 計3点

◎感想

うーん…馬券が下手ですね!本命のボッケリーニが馬券内に頑張ってくれたのに相手がいない。この複勝オッズなら複勝に全金額賭ける選択肢もあったはずなのに…

レースは12.5 – 11.4 – 12.6 – 12.3 – 12.4 – 12.1 – 11.9 – 11.8 – 11.8 – 11.7 – 12.2のペースでキャッスルトップが最初に逃げて、途中からダンビュライトがペースを上げて先頭に立つ流れ。隊列が決まるまでの400mくらいはラップが早く、そのあとペースが落ちて、全体として考えると前半1000mは比較的ゆっくりなペースでした。そこから緩やかにペースが上がっていき、12秒前後のラップでレースは進んでいきました。ハナ争いとロングスパートによって前に行った馬には厳しい展開になり、後方でスタミナを温存できた差し、追込馬が好走しました。

ボッケリーニはスタートで前目のポジションを確保しました。そのあとの先行争いに加わらず、1コーナーで4番手から最終コーナーでは8番手までポジションが下がりましたが、そこから追い出して3着を確保。横山武史騎手の冷静な判断が光ったレースだと思います。

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