狙い馬-東海ステークス

◎はじめに

今回は東海ステークス！！フェブラリーステークスのステップレースで1着には優先出走権が与えられます。過去にはインティやコパノリッキー、グレープグランデーがフェブラリーステークスを優勝しています！！今年はフェブラリーステークスを狙う馬が出走しており、混戦模様です。どんなレースになるでしょう！？楽しみです。

◎過去の成績

過去10年で2020年と2012年は京都開催だったので、それ以外の年の5着までの馬をまとめました。フェブラリーステークスのステップレースとなっており、インティやコパノリッキー、グレープグランデーがフェブラリーステークスのチャンピオンになっています。

◎人気馬とコースの傾向

今回は中京ダート1800mと全競馬場のダート1800mと全競馬場の全レースの傾向を比較しました。 2016年1月-2021年10月までの期間で勝ち馬に占めるX番人気の割合を棒グラフ化しました。

• 中京ダート1800mは勝ち馬に占める1番人気の割合が低い
• 中京ダート1800mは勝ち馬に占める2-6番人気の割合が高い
• 中京ダート1800mは勝ち馬に占める6番人気以降の割合が低い

次に馬券を購入する上で重要な3着以内の馬 の人気を調べて3着以内馬に占めるX番人気馬の割合としてまとめています。 X番人気の馬は3着以内に1頭しか入ることができないため、縦軸の最大値は33.333…%となります。

• 中京ダート1800mでは全競馬場のダート1800mと全競馬場の全レースの傾向と比較して1番人気の3着以内に占める割合が低い
• 中京ダート1800mでは全競馬場のダート1800mと全競馬場の全レースの傾向と比較して2-4番人気の3着以内に占める割合が高い

コースとしては1番人気の信頼度が低め、ただし極端な人気薄の好走も少ないようですね！！

◎臨戦過程

過去10年の出走馬と3着以内の馬を前走クラスごとにまとめました。出走馬の臨戦過程はOP、次いでG1が多く、3着以内の馬はG1次いでOPが多いことがわかりました。

次に臨戦過程の優劣を判断するため、3着以内の好走馬数を出走頭数で割った数値で各臨戦過程を比較しました。G1に出走してきた馬の方が好走しやすい傾向があること、一方でG2、G3、OPクラスよりは3勝クラスの方が優秀であることがわかりました。基本的には前走レベルの高いレースに出走してきた馬が中心に狙いたいですね！！

今年の東海ステークスに登録している馬を前走クラスごとにまとめました。今年はG2と3勝クラスからの出走はないです。OPクラスの馬の取捨選択がポイントになると思います！！

1.G1

該当馬：オーヴェルニュ、カデナ、サンライズホープ、スワーヴアラミス

2.G3

該当馬：スマッシャー、プリティーチャンス、ブルベアイリーデ、サルサディオーネ

3.OPクラス

該当馬 ：アイオライト、イッツクール、グレートタイム、ケンシンコウ、ゲンパチルシファー、シャイニービーム、デュードヴァン、ハヤヤッコ、ブラックアーメット、ミヤジコクオウ

◎気になる馬

1頭目：オーヴェルニュ

データ的に好走率の高い前走G1からの臨戦過程、今回登録した前走G1戦の馬の中で最先着なので信頼できると思います！！中京競馬場では4戦して1、1、1、6着で中京競馬で好成績なことも評価ポイントです！！ただ、福永→団野騎手への乗り替わりが懸念。

2頭目：グレートタイム

中京競馬で3着以内になったのは2020年の名古屋城ステークスのみ、以降のシリウスステークス、東海ステークス、名古屋城ステークスでは9、5、4着です。4回出走して掲示板3回と考えればそこそこ安定していると思います!!近2走はOPクラスで1、2着と成績が上向いているので7歳馬ですが狙いたい一頭です！！ただし、好成績の要因は距離を伸して先行したことだと考えているので距離短縮した早いペースで先行できるかどうか少し不安です。

3頭目：サンライズホープ

前走のチャンピオンズカップでは先行して最後失速してブービーの15着。チャンピオンズカップは好走したシリウスステークスや三宮ステークスでは気分よく先行できれば一発あると思います！！

4頭目：デュードヴァン

2021年の東海ステークスの内容がいいと思っています。12.7 – 10.9 – 11.8 – 12.2 – 11.7 – 12.1 – 12.7 – 12.2 – 12.9のペースで加速原減速の多い操縦性を求められるレースで前目で脚を溜められた馬が好走しやすい展開でした。その中後方追い込みで4着まで来たデュードヴァンの末脚は魅力的だと思います！！近2走である程度前にポジションをとても高成績を確保できるようになったので今年は期待できると思います！！

◎予想

本命◎：オーヴェルニュ

中京競馬場で2021年東海ステークスと2021年平安ステークスを勝利している中京巧者。前走のチャンピオンズカップではテーオーケインズから離れされて6着に敗れています。チャンピオンズカップでは12.5 – 11.1 – 12.9 – 12.8 – 12.1 – 12.3 – 12.2 – 11.8 – 12.0のペースを中団内でレースを進めて最後の直線で外に持ち出して追い込み6着。道中ペースが緩んだタイミングで候後方の馬がポジションを上げようとしたため、オーヴェルニュは包まれる展開になり、仕掛けが遅れた印象です。好走するときは先行早め押し切りのレースをしているため、前走のチャンピオンズカップはオーヴェルニュにとっては不得意な展開だったと考えています。

ちなみに前々走のみやこステークスの本命です笑。その時のブログはこちらhttps://www.aa-baken-ga-kaitai.com/post-476/

対抗〇：デュードヴァン

転厩が気になりますが、去年の東海ステークスを評価しています！！

単穴▲：グレートタイム

近走はOPクラスで成績が安定しているで狙いたい１頭です！！

◎買い目

単勝：オーヴェルニュ

馬連：11-2,4,13,15

３連複フォーメーション：11-2,4-1,2,3,4,5,13,15

◎感想

うーん…本命は馬券内なのに馬券は当たらず…スワーヴアラミスは最後すごい脚でしたね！！松田騎手初G2制覇おめでとうございます！！

レースは12.7 – 11.3 – 12.2 – 12.2 – 12.6 – 12.8 – 12.5 – 12.5 – 12.9のペースで、オーヴェルニュとサンライズホープが前目から積極的な競馬、この2頭が最後の直線で早めに仕掛けてオーヴェルニュがサンライズホープを追い抜いたタイミングで、外からブルベアアイリーデとスワーブアラミスがすごい脚で追い込んできて、1着スワーブアラミス、2着オーヴェルニュ、3着ブルベアアイリーデ、4着サンライズホープでした。

馬券の相手の選び方に課題を残す結果だったので今週は馬券の買い方もしっかり考えていきたいです！！