思い出のレース-京都大賞典-
◎はじめに
おはようございます!!こんにちは!!初めまして!!ああ、馬券が買いたいと申します。
私が競馬を始めたのが19歳で大学生でした。それから12年毎週馬券を買い続けています。気がつくと当時活躍していた馬の子どもたちがデビューしていて、感慨深い気持ちで毎日を過ごしています。
競馬を嗜む人間として私は専門的な知識も少なく、競馬歴も小僧みたいなものですが、これまでの思い出のレースを振り返っていきたいと思います。今回は京都大賞典!!天皇賞秋やジャパンカップのステップレースとなるGⅡで歴史あるレースです。今年は京都大賞典なのに阪神2400mで開催するので、個人的には阪神大賞典(秋)です笑
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◎過去の成績
過去10年分のレースの結果をまとめました。キセキ、グローリーヴェイス、サトノダイヤモンド、シュバルグラン、ミッキーロケット、キタサンブラック、ラブリーデイ、ラキシス、トーセンラー、おーけんブルースリ、ローズキングダム、ビートブラック、ジャガーメイルとG1馬が多数好走していますね!
◎思い出のレースー2016年ー
〇当時の雰囲気 (自分の記憶)
武豊騎手とのコンビで圧倒的な成績を残したキタサンブラックですが、2016年の宝塚記念まではドゥラメンテに次ぐ馬という評価だったと思います。実際にドゥラメンテとキタサンブラックが出走した2015年皐月賞、ダービー、2016年宝塚記念ではドゥラメンテが先着しています。このレースでは、稍の力のいる馬場でハイペースで逃げて、勝ち馬マリアライトと2着ドゥラメンテと差のない競馬をしており、「負けて強し」の内容でした。この後、ドゥラメンテが左前肢ハ行による休養→引退となったため、一躍現役最強馬として秋競馬を迎えました。
ドゥラメンテhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%A9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86 )
他には2015年の宝塚記念、天皇賞秋の勝ち馬ラブリーデイ、2015年有馬記念でキタサンブラックに先着したサンドオブアースなどが出走しており、それまで主役になることが少なかったキタサンブラックが一番人気で勝ち切れるかが注目の一戦でした。
〇予想
そんな中私が本命にした馬はアドマイヤデウスでした。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%87%E3%82%A6%E3%82%B9
父は芝ダート両方でG1を勝利した二刀流のアドマイヤドンで松田博厩所属の当時6歳馬です。マイルから2000mで好走していた父アドマイヤドンですが、代表産駒であるアルバートやアドマイヤデウスはそれよりも長距離で活躍してており、現在は韓国でシンボリクリスエス、イングランディーレと余生を過ごしているようです。https://p.nikkansports.com/goku-uma/member/news/news.zpl?topic_id=110004&id=202012160000130&year=2020&month=12&day=16
私がこの馬の馬券を買うようになったのは2015の日経新春杯からです。きっかけはウインフルブルームという馬です。この馬が好きで馬券をよく買っていて、2014年の若葉ステークスで前年のG1朝日杯3着でクラシックを目指していたウインフルブルームに勝利したのがアドマイヤデウスでした。その後の皐月賞、ダービーでは馬券圏内にはきませんでしたが、次に出走したら馬券を購入しようと心に決めていました。
ダービー後の復帰初戦は日経新春杯で、当時は休養明けが嫌われて10倍くらい単勝オッズがついていましたが、問答無用で単勝を購入。アドマイヤデウスは期待に応えてくれて勝利。その後、日経新春杯→日経賞で単勝転がしに成功した私はGⅡでは好走するもののGⅠではなかなか好走できないという状況が続いていましたが、この馬が出馬すると馬券を買っていました。
◎結果
ヤマカツライデンが逃げて、二番手にキタサンブラック、三番手にアドマイヤデウス、ラブリーデイ、後ろにサウンドオブアースが控える絶好の展開。最後の直線でキタサンブラックが早々に先頭に立ち、そのあとにラブリーデイが仕掛ける。アドマイヤデウスは仕掛けを少しラスト200mから猛烈な追い上げでラブリーデイを交わしたが、キタサンブラックを交わすことができず2着でした。https://db.netkeiba.com/race/201608040311/
◎今年の京都大賞典の馬券が買いたい!!!
今年は京都大賞典なのに阪神2400mで開催するので、個人的には阪神大賞典(秋)です笑
最後の直線が坂 になるため、例年よりもスタミナが求められるレースになると考えています。そんな今年の京都大賞典で狙いたい馬はステイフーリッシュです。https://db.netkeiba.com/horse/2015104287/
この馬はある程度の位置を取り、ある程度の上がりを長く使えるため、平均~ややハイペースで前目につけて仕掛けどころが早めで上がりがかかる競馬で好走歴が多いです。また、出走馬を見渡しても早い上がりを使える馬が少なくポジションを取りに途中から捲っていく展開なども考えられ、仕掛けどころは早くなり、スタミナ勝負になるのではないかと予想しました。今回ステイフーリッシュは枠も内枠で距離ロスなく先行ででき、理想の展開になるのではないかと考えています。
ごちゃごちゃ書きましたが、ステイゴールド産駒が好きなだけかもしれないです。それでは週末の競馬を楽しみましょう!!
◎2021年の結果と振り返り
本命のステイフーリッシュは…………7着。
負けた後は競馬のことなんて考えたくもなく酒でも飲んで寝てしまいたい。そんなときは大好きな漫画のことを思い出します。以下抜粋
「親愛なるロングホーン諸君
打ち負かされること自体は、何ら恥ずべきことではない。打ちまかされたまま、立ちあがろうともせずにいることが、恥ずべきことなのである。
ここに、数多く人生での敗北を喫しながらも、それから立ち直る勇気を持ち続けた、偉大なる男の歴史を紹介しよう。
1832年 失業
1832年 州議選に落選
1833年 事業倒産
1834年 州議会議員に当選
1835年 婚約者死亡
1836年 神経衰弱罹病
1838年 州議会議長落選
1845年 下院議員指名投票で敗北
1846年 下院議員当選
1848年 下院議員再選ならず
1849年 国土庁調査官を拒否される
1854年 上院議員落選
1856年 副大統領指名投票で敗退
1858年 上院議員、再度落選
そして1860年、アブラハム・リンカーンは、米国大統領に選出された。
諸君も三軍でシーズンを迎え、六軍に落ちることがあるかもしれない。一軍で始まり、四軍となるかもしれない。
諸君が常に自問自答すべきことは、打ちのめされた後、自分は何をしようとしているのか、ということである。
不平をこぼし情けなく思うだけか、あるいは闘志を燃やし再び立ち向かっていくのかということである。
今秋、競技場でプレーする諸君の誰もが、必ず一度や二度屈辱を味わされるだろう。
打ちのめされたことがない選手なんて、かつていたことがない。
ただ一流選手はあらゆる努力をはらって速やかに立ち上がろうと努める、並みのフットボール選手は立ち上がるが少しばかり遅い、
そして敗者はいつまでもグランドに横たわったままである。
ダレル・ロイヤル」
これは原作:稲垣理一郎、作画:村田雄介の漫画、アイシールド21で主人公の学校がライバル校に負けたとき出てきた言葉で1960年代、テキサス大の名コーチであったダレル・ロイヤルが、夏休み帰省中の選手に、闘争心とフットボールへの情熱を訴えたものです。
これを思い出すとふて寝したい気持ちなんて吹っ飛びます!!だって、あらゆる努力をはらって速やかに立ち上がろうと努めないといけないから笑
というこうことで気を取り直して、感想戦を始めましょう。JRAさんは最近Youtubeに力を入れていて公式Youtubeにレースの動画があったのでこちらに紹介します。
まずスタートについてはこの馬はいつも通り。キセキやアリストテレスもスタートがよく先行集団を形成、その後ろにヒートオンビート、最後方にモズベッロが構える展開。この時点ではほぼ想定した通りの展開になりました。ペースもほぼ平均ペースのように推移していったので、4コーナー付近まではいけるかなとレースを見ていました。
個人的にポイントになったのはキセキだと考えています。キセキが4コーナー前から進出を開始してペースが一気に上がりました。ステイフーリッシュは自分が想定していたよりもスパートの開始が早くなり、4コーナー前から川須騎手はガンガン馬を追う展開になりました。その結果、坂の途中で力尽きて他の馬に交わされてしまいました。勝ち馬はなんとマカヒキ!仕掛けが早くなったレースでこの馬自身は仕掛けを遅らせてゴール前でしっかりアリストテレスを差し切りました。3歳秋のニエル賞以来?の勝利おめでとうございます。
私はステイフーリッシュをこの馬はある程度の位置を取り、ある程度の上がりを長く使えると思っているのですが、このある程度が問題で、大体出走馬の中で一番ではないことが多いです。この馬よりも上がりの早い馬、スタミナがある馬などと一緒にレースをして好走するために相手との比較がとても重要だと思いました。当たり前ですが…
今日の反省点
狙いの馬の能力だけを考えず、出走馬との能力比較を軽視しない!!
それでは今回の反省を踏まえて次回は頑張っていこうと思います。ではでは。
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