狙いの馬-京都牝馬ステークス

狙いの馬-京都牝馬ステークス

◎はじめに

今回は京都牝馬ステークス!

2015年までは京都芝1600m、2016年以降は京都芝1400mで開催されていましたが、京都競馬場改修のため、去年と今年は阪神芝1400mで開催されます。去年のG1で活躍した馬は休養中であることが多いため、これからG1を目指す馬やG1で好走できなかった馬が賞金加算を目指して出走してきます!!

過去10年の結果を見ると人気薄の好走も多く、馬券的に面白いレースです!!

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◎過去の成績

過去10年の結果をまとめました。同じ馬が何年かに渡り好走しています。リピーターが活躍するレースのようですね!!

◎人気馬とコースの傾向

今回は阪神芝1400mの結果と全競馬場の芝1400mと全競馬場の全レースの傾向を比較しました。 2016年1月-2021年10月までの期間で勝ち馬に占めるX番人気の割合を棒グラフ化すると以下のことがわかります。

  • 阪神芝1400mは芝1400m戦の中では勝ち馬に占める1,8番人気の割合が高い。
  • 阪神芝1400mは芝1400m戦の中では勝ち馬に占める2,3番人気の割合が低い。
  • 阪神芝1400mと全競馬場の全レースの勝ち馬に占めるX番人気の傾向はほぼ同じ。

次に馬券を購入する上で重要な3着以内の馬 の人気を調べて3着以内馬に占めるX番人気馬の割合としてまとめています。 X番人気の馬は3着以内に1頭しか入ることができないため、縦軸の最大値は33.333…%となります。

  • 阪神芝1400mは全競馬場全レースと比較して1~3番人気馬が3着以内に入る割合が低い
  • 阪神芝1400mと芝1400mの傾向はほぼ同じ

勝馬には1番人気が多いですが3着以内で見ると上位人気はやや少ない傾向なので、メリハリの利いた馬券戦略が必要ですね!!

◎臨戦過程

京都牝馬ステークスの過去10年の出走馬と3着以内の馬を前走クラスごとにまとめました。出走馬の臨戦過程はG3とオープン、3着以内の馬の臨戦過程はG3と3勝クラスが多いことがわかりました。

次に臨戦過程の優劣を判断するため、3着以内の好走馬数を出走頭数で割った数値で各臨戦過程を比較しました。2勝、3勝クラスからの臨戦過程が出走馬に対する好走馬の割合が高いこと、オープンからの臨戦過程は出走馬の割りに好走馬が少ないことがわかりました。

次に今年の京都牝馬ステークスに登録している馬を前走クラスごとにまとめました。基本的にはG1からの出走馬に注目ですね!!

1.芝G1

該当馬:ロータスランド

2.ダートJpn1

該当馬:クリスティ

3.芝G3

該当馬:アクアミラビリス、オールアットワンス、ギルデッドミラー、クリノプレミアム、サンクテュエール、シゲルピンクルビー、ジュランビル、ドナウデルタ、プールヴィル

4.芝オープン

該当馬 :アスタールビー、コロラトゥーレ、ビッククインバイオ、メイショウケイメイ

5.芝3勝

該当馬 :スカイグルーヴ、タンタラス、ビップウインク

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◎気になる馬

1頭目:シゲルピンクルビー

2歳時に阪神芝1400mで新馬戦、3歳でフィリーズレビューを勝利しています。フィリーズレビューの後、桜花賞に出走して16着。以降は芝1200mを4戦連続使って、今回阪神牝馬ステークスで再び1400m戦に挑戦します。

一般的に牝馬は瞬発力に優れる反面、スタミナやパワーに弱さがある馬が多いです。しかし、シゲルピンクルビーは瞬発力タイプではなく、前々でレースを進めて粘るスタミナタイプです。実際に、5着以内に好走できたレースではすべて、真ん中よりも前の位置でレースを進めています。

ハイペースになったり、シゲルピンクルビーが早め早めに仕掛ける展開になると、この馬のスタミナを生かせる展開になると思います!!

2頭目:プールヴィル

またしても、フィリーズレビューの勝ち馬が気になります。

前々走のヴィクトリアマイルでは17着。その後、関谷記念を出走取消、オーロカップで4着という戦績で、京都牝馬ステークスに出走予定です。馬券に絡んだのは、全て1400m戦!!。

前走のオーロカップでは後方からレースを進めて、4着。復帰初戦でまずまず走れていたと思います!!

◎予想

本命◎:シゲルピンクルビー

対抗〇:プールヴィル

単穴▲:ドナウデルタ

◎買い目

単勝:シゲルピンクルビー

馬連:8-4,10,11,16

3連複フォーメーション:8-4,11-3,4,7,10,11,16,17