狙いの馬-菊花賞
◎はじめに
今回は菊花賞!!阪神芝3000mで開催される牡馬3冠の最終戦です。今年は皐月賞馬やダービー馬が不在で、混戦模様。どんなレースになるか楽しみです!!
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◎過去の成績
思ったよりG1馬の活躍が少な目です。
◎人気馬の傾向
最初阪神芝3000mだけでデータをまとめようとしたのですが、データ数が少なかったため、阪神芝2600mも含めて、データをまとめました。2016年1月1日-2021年10月1日までの期間で阪神芝2600と3000mのレースは22戦、比較用として同じ期間の芝2500m以上レースを315戦分の結果もまとめています。
こうしてみると長距離戦らしく上位人気の戦績、特に一番人気の勝率が高いことがわかりました。 上位人気の中では、阪神芝2600mと3000mで3番人気の勝率が高くみえますが、レースの施行数が少なく誤差の範囲だと考えられます。一方で22戦して5番人気以下の馬が1勝してしておらず、下位人気の馬には勝ち切るには厳しいコースだと思います。
次に 阪神芝2600mと3000mの3着以内の馬の人気をまとめました。2016年1月1日-2021年10月1日までの期間で阪神芝2600と3000mのレースは22戦、比較用として同じ期間の芝2500以上レースを315戦分の結果もまとめています。ここでも 阪神芝2600と3000mでは下位人気特に6番人気以降で3着以内に入った馬の数が少ないことがわかりました。基本的には人気馬の中で決着する傾向が強く、ヒモ荒れ等も少ない傾向です。
以上をまとめると以下の傾向があるコースだといえます。
- 1番人気の勝率が比較的高く、5番人気以下の勝率が相対的に低い傾向
- 3着以内で考えても6番人気以降で3着に入る確率も他のコースと比較して低い傾向
◎臨戦過程
次に菊花賞の過去10年の出走馬と3着以内の馬を前走クラスごとにまとめました。出走馬の臨戦過程はG2クラスが多く、3着以内の馬の臨戦過程もG2クラスが多いことがわかりました。
次に臨戦過程の優劣を判断するため、3着以内の好走馬数を出走頭数で割った数値で各臨戦過程を比較しました。G2からの臨戦過程で、出走馬に対する好走馬の割合が高いことがわかりました。G1から出走した馬が馬券に絡んでいないこともポイントです!!
そこで今年の菊花賞の出走馬を前走クラスごとにまとめました。
1.G2
該当馬:ガイアフォース、プラダリア、ボルドグフーシュ、
ヤマニンゼスト、ビーアストニッシド、アスクワイルドモア、セイウンハーデス、ヴェローナシチー、アスクビクターモア、ジャスティンパレス
2.G3
該当馬:フェーングロッテン
3.3勝クラス
該当馬:ポッドボレット
4.2勝クラス
該当馬:シェルビーズアイ、ドゥラドーレス、ディナースタ、セレシオン
5.1勝クラス
該当馬:マイネルトルファン、シホノスペランツァ
◎予想
阪神芝3000mは内回り2周のコース形態で、ゴール前に坂があるため、スタミナ勝負になりやすいコース形態。一般的には前有利になりやすいです。しかし、今年は意外に前にいる馬には厳しい展開になると予想。根拠は、人気のアスクビクターモアやガイアフォースが先行馬であること、札幌2600mの2勝クラスをったディナースタが捲りで好走していること。この2条件が重なって、仕掛けが早い消耗戦になると考えました。
本命◎:ドゥラドーレス
春はクラシックに出走できなかったですが、すごくいい脚を使っていました。折り合いに難ありのタイプで、春は後方から大外ぶん回しのレースをしていました。しかし、前走藻岩山特別では、折り合いの問題もなく、馬群の中から突き抜けました。馬がかなり成長しているのでは!?と思わせる内容だったので期待込みで本命です!!
対抗〇:ヴェローナシチー
重賞やオープン戦で好走するのですが、勝ち切れていないヴェローナシチーですが、今回は絶好の舞台だと思っています。今回はディナースタが先に動いてタフな展開を作ってくれそうなので!!
単穴▲ジャスティンパレス
皐月賞やダービーでは後ろからのレースで惨敗でしたが、前走神戸新聞杯では先行抜け出しで圧勝しています。スタミナタイプではないですが、良い位置で脚を溜めることができれば、他馬を出し抜けるかも!!
◎買い目
単勝:ドゥラドーレス
馬連、ワイドボックス:10,11,17
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