思い出のレース-有馬記念-

思い出のレース-有馬記念-

◎はじめに

いよいよ今年の総決算の時期がやってきました!!そう今回は有馬記念!!!日本で一番馬券が売れるレースで、2020年のクロノジェネシスが優勝した「第65回有馬記念」の売り上げは464億2589万4400円です。競馬の控除率は20~30%なので2分弱で100億円くらいJRAに入る計算!!。今年は強い3歳世代のクラシック勝ち馬のエフフォーリア、タイトルホルダー、クラシックで善戦を続けたステラヴェローチェ、有馬記念が引退レースのキセキとクロノジェネシスと非常に豪華!!す、すごく楽しみです!!今回は有馬記念の思い出のレースも少し振り返っています!!

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◎過去の成績

過去10年分のレースの結果をまとめました。やはりG1だけあってG1馬の好走が目立ちます!!また毎年のようにリピーターが馬券に絡んでいます。今年の該当馬はクロノジェネシス、キセキのみなので積極的に狙いたいです!!

◎思い出のレースー2013年ー

やっぱりここ10年くらいの有馬記念の中だとオルフェーブルがダントツです!!

〇当時の雰囲気 (自分の記憶)

私、1990年生まれで競馬を始めたのが大学で東京に上京してからなんです。個人的にこの2013年というのが競馬にどっぷりハマる原因で、多くのお金を失う原因になった年だと思っています笑。2010年くらいから競馬を始めて、2011年のオルフェーブルの3冠、2012年の阪神大賞典の逸走、そして凱旋門賞2年連続2着。他にも2012、13年のロードカナロアの香港スプリント連覇。ヴィクトワールピサとトランセンドのドバイワールドカップのワンツーフィニッシュ!。2012年エイシンフラッシュの天皇賞秋、デムーロの敬礼!!。2013年キズナと武豊の復活のダービーなどなど今でも2011~2013年ごろの競馬の思い出でいっぱいです。

そんな中でも有馬記念は私が本格的に馬券を買うようになってから初の3冠馬オルフェーブルに引退レース!!。キズナやジェンティルドンナが回避しましたが、オルフェーブルvsゴールドシップのステゴ配合対決が実現。しかも引退レースは凱旋門賞でオルフェーブルに乗ることができなかった池添謙一騎手!!テンションが上がっていました!!

〇結果

細かいことはどうでもいいのでこのレースを見てほしい!!!オルフェーブル強い!!!2着にクラシックでオルフェーブルに負け続けたウインバリアシオンがいることもポイントです。

◎人気馬とコースの傾向

今回は2勝クラス以上の中山芝2500の結果と2勝クラス以上の全競馬場での芝2500以上と全競馬場の全レースの傾向を比較しました。 2016年1月-2021年10月までの期間で勝ち馬に占めるX番人気の割合を棒グラフ化すると以下のことがわかります。

  • 芝2500以上の勝ち馬に占める1~3番人気の割合は全コースと比較して高い
  • 中山芝2500の勝ち馬に占める2~4番人気の割合は芝2500m以上と比較して高い

次に馬券を購入する上で重要な3着以内の馬 の人気を調べて3着以内馬に占めるX番人気馬の割合としてまとめています。 X番人気の馬は3着以内に1頭しか入ることができないため、縦軸の最大値は33.333…%となります。このグラフから以下のことがわかります。

  • 中山芝2500の勝ち馬に占める1~4番人気の割合は芝2500m以上と全コースと比較して高い
  • 中山芝2500の勝ち馬に占める5~16番人気の割はが芝2500m以上と全コースと比較して低い

有馬記念は荒れるイメージがありますが、コースとしては1,2番人気の信頼度が高めな傾向がありそうですね!!

◎臨戦過程

臨戦過程は大きく分けて以下3つ。

1.秋古馬3冠

該当馬:アリストテレス、エフフォーリア、キセキ、シャドウディーヴァ、モズベッロ、ユーキャンスマイル

2.3歳G1

該当馬:アサマノイタズラ、ステラヴェローチェ、タイトルホルダー

3. 重賞

該当馬:パンサラッサ、ペルシアンナイト

上記以外はエリザベス女王杯に出走したアカイイト、ウインキートス、ダートオープンクラスに出走したエブリワンブラック、凱旋門賞に出走したクロノジェネシスとディープボンドです。凱旋門賞組のコンディション、天皇賞やジャパンカップ組の取捨選択がポイントだと思います!!

◎気になる馬

1頭目:タイトルホルダー

その年の菊花賞馬が有馬記念に出走すると好走するイメージがあります。実際、2019年のワールドプレミア3着、2016年のサトノダイヤモンド1着、2015年のキタサンブラック3着があります。タイトルホルダーも菊花賞圧勝からのローテーションでかなり期待できると思っています!!!タイトルホルダーは仕掛けてからすぐに切れるタイプではないので早めに仕掛けていく展開を期待しています!!菊花賞でお世話になったので引き続き気になります笑!!そのときのブログはこちらhttps://www.aa-baken-ga-kaitai.com/post-293/

2頭目:ペルシアンナイト

ペルシアンナイトはチャレンジカップ3着からの参戦!!チャレンジカップでは13.3 – 11.9 – 13.0 – 12.5 – 12.2 – 12.4 – 11.7 – 11.6 – 10.8 – 11.6の流れを後方から進め、上がり最速タイで3着。スタートからややスローで推移したペースだったので前にいる馬の方が有利だったと思います。去年の有馬記念で上がり2位タイで12番人気7着で中山2500mでもいい脚を使えることがわかっています。今年はパンサラッサやタイトルホルダー、ディープボンドとある程度早いペースで先行したい馬がいるので、前にいった馬に苦しい流れになれば一発あると思います!!ペルシアンナイトについてのブログはこちら1つ目https://www.aa-baken-ga-kaitai.com/post-745/2つ目https://www.aa-baken-ga-kaitai.com/post-589/

3頭目:クロノジェネシス

まあ強いよね!!グランプリ4連覇期待です!!

4頭目:エフフォーリア

天皇賞秋強かった!!レースが上手でいい位置を確保できるのが強みだと思います!!

正直タイトルホルダーとクロノジェネシスとエフフォーリアを気にならない人はいないと思います笑。上にあげた4頭は馬券でいつもお世話になっているのですべて買いたい、、、悩むぜ~笑

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◎予想-12月24日時点-

予想する前にに過去の有馬記念の傾向を確認します。過去10年の1F毎のラップ(スタートから100m部分は除く)を平均ラップで規格化しました。レース全体の傾向としてはスタートしてから900m-1300mくらいで一度ペースが緩み1300-1700mくらいでペースが上がっています。そのあとは年によって結構差がある印象です。無理やり分類してみました。

  • 2100mでペースが緩くなる:2019年、2016年、2013年
  • 2100mでペースが速くなる:2020年、2017年、2015年、2014年、2011年
  • 2100mでペース変わらない:2018年、2012年

一番多いレースの展開は1100mでペースが一度緩み、1700mで早くなったペースを維持して最後の直線に向かう展開で過去10年のレースの半分はこの展開。この展開だと前目でスタミナがありそうな馬が有利そうです。次に多いのは2100mでもう一度ペースが緩くなる展開。道中ポジションをあげていける操縦性に高い馬や馬群が詰まるので早い上がりが使える馬が有利そうです。今年はパンサラッサ、タイトルホルダーがどの程度ペースを落とすかがポイントです!!

◎本命:タイトルホルダー

16番か~!!笑中山2500mはスタートしてすぐコーナーなので外枠は距離ロスが多くなります。そのため有馬記念では大外枠はかなり不利と言われています、、、タイトルホルダーは急加速、急減速が得意なタイプではないので有馬記念で好走するには逃げか外目追走が必須だと思います。内で包まれるリスクの低い大外はむしろプラスとも考えられる!!そしてそう思いたい!!。ということで本命はタイトルホルダーです!!

〇対抗:エフファーリア

有馬記念は道中2度ペースが緩むことが多いのでエフフォーリアの操縦性の高さは大きな武器になると思います!!最終追切で動かしてから3頭合わせの真ん中を鋭く伸びているので調子はいいはず!!

▲単穴:ステラヴェローチェ

調子が乗ってきたミルコデムーロは怖い!!パンサラッサ、タイトルホルダーが逃げ、ペースが落ちてきたらキセキやクロノジェネシスが捲っていくのでペースは緩まないと考えて、3歳世代屈指の末脚をもつステラヴェローチェを3番手に評価しました!!

△ヒモ:ペルシアンナイト、ディープボンド、クロノジェネシス、アリストテレス、シャドウディーヴァ

今のところこんな感じです!!有馬当日まで悩むぞ~!!

◎買い目-

単複:タイトルホルダー

馬連:16-7,10

ワイド:16-1,9

3連複2頭軸ながし:10-16-1,5,6,7,9,11,13,14

◎感想

いや~エフフォーリア強かったですね~!!!レースは6.9 – 11.3 – 11.6 – 11.5 – 11.9 – 12.5 – 12.6 – 12.2 – 12.4 – 12.4 – 12.2 – 12.0 – 12.5のペース。完全に前半のペースが速くて能力の足りない馬から脱落していくサバイバルレースでした。パンサラッサがハナを切り、菊花賞馬タイトルホルダーは離れた2番手、ディープボンドは先行馬群、その直後にクロノジェネシス、これを見る形でエフフォーリア、ステラヴェローチェの隊列。エフフォーリアは3コーナーから4コーナーで馬群の外を上がっていき、最後の直線へ。先頭のタイトルホルダーをエフフォーリアとディープボンドが競り負かしに行く。そこに外からはクロノジェネシスとステラヴェローチェも急追。最終的にエフフォーリアが先頭でゴールしました。

これは相当強い!!道中のポジション取りもできてスタミナ、瞬発力もある、、、来年はエフフォーリアの年になりそうですね!!タイトルホルダーも積極的なレースで好感が持てます!!

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