狙いの馬-産経賞オールカマー

1. ◎はじめに
2. ◎過去の成績
3. ◎人気馬とコースの傾向
4. ◎臨戦過程
5. ◎予想
6. ◎買い目

◎はじめに

今回は産経賞オールカマー！！開催される中山2200mのG2戦です！！

今年は、休み明け初戦のソーヴァリアント、2戦目のヴェルトライゼンデ、3戦目のデアリングタクトと、長期休み明けの実力馬が出走します！！強い馬の復活に期待です！！どんなレースになるか、楽しみです。

◎過去の成績

ここ4,5年でG1馬の好走と牝馬の好走が目立っています！！

◎人気馬とコースの傾向

今回中山2200mと全競馬場の傾向を比較しました。2016年1月-2021年12月までの期間で勝ち馬に占めるX番人気の割合を棒グラフ化すると以下のことがわかります。

中山芝2200mは全競馬場の結果と比較して勝ち馬に3番人気が多い。

次に馬券を購入する上で重要な3着以内の馬の人気を調べて3着以内馬に占めるX番人気馬の割合としてまとめています。 X番人気の馬は3着以内に1頭しか入ることができないため、縦軸の最大値は33.333…%となります。

中山芝2200mは全競馬場の結果と比較して3着以内馬に1、3、4番人気が多い
中山芝2200mは全競馬場の結果と比較して3着以内馬に8番人気以降が少ない

全競馬場と比較すると7、8番人気以内が馬券内に多いようですね！！

◎臨戦過程

次にオールカマーの過去10年の出走馬と3着以内の馬を前走クラスごとにまとめました。出走馬の臨戦過程はG3クラスが多く、3着以内の馬の臨戦過程はG1クラスが多いことがわかりました。

次に臨戦過程の優劣を判断するため、3着以内の好走馬数を出走頭数で割った数値で各臨戦過程を比較しました。G1クラスからの臨戦過程で、出走馬に対する好走馬の割合が高いことがわかりました。

そこで今年のオールカマーの出走馬を前走クラスごとにまとめました。

1.G1

該当馬：クリスタルブラック、デアリングタクト、クレッシェンドラヴ、テーオーロイヤル

2.G2

該当馬：ウインキートス、フライライクバード、バビット

3.G3

該当馬：ジェラルディーナ、ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデ、キングオブドラゴン、

4.オープン

該当馬：アドマイヤアルバ

5.その他

該当馬：ロバートソンキー

◎予想

オールカマーは実績のある馬、最近は牝馬の成績がよいので、これまで走ってきたレースの格を重視して予想しました。

本命◎：ヴェルトライゼンデ

アメリカジョッキークラブカップ2着の後の長期休養明けだった、前走の鳴尾記念の内容が良かったと思います。鳴尾記念では、12.4 – 11.3 – 12.4 – 12.0 – 12.0 – 11.9 – 11.4 – 11.3 – 11.1 – 11.9のペースを中団からレースを進めて1着。1年以上休んだ復帰初戦で、4Fから11秒前半の早いラップが続く展開で、3F上がり2位の脚使えた収穫は大きいと思います。一度使ってさらに上昇していれば、このメンバーでも勝ち負けできるはず！！

対抗〇：デアリングタクト

実績で考えたら、この馬！！休養明けのヴィクトリアマイル→宝塚記念でパフォーマンスを上げているので、秋の完全復活に期待です！！

単穴▲：ジェラルディーナ

重賞で勝ちはないですが、近走G3で安定していることを評価しています。秋のG1に出走するためには賞金加算が必須。騎乗に横山武史騎手を確保して勝負気配プンプンです！！