狙いの馬-大阪杯

狙いの馬-大阪杯

◎はじめに

今回は大阪杯!!

2017年からG1として開催される春の中距離路線の最強馬決定戦!!同じ時期に海外G1もあるため、出走する馬自体は少ないことが多いですが、複数のG1馬が出走する大変豪華なレースです!!

今年は2021年の年度代表馬エフフォーリアに、上がり馬ジャックドール、連覇を狙うレイパパレなどが出走します!!コントレイルやグランアレグリアなど引退した馬が多い中、エフフォーリアに対抗できる馬は現れるでしょうか!?注目です!

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◎過去の成績

過去10年の結果をまとめました。やはりG1!!、好走馬の多くはG1馬ですね!!

◎人気馬とコースの傾向

今回は阪神芝2000mと全競馬場の芝2000mと全競馬場の全レースの傾向を比較しました。 2016年1月-2021年10月までの期間で勝ち馬に占めるX番人気の割合を棒グラフ化すると以下のことがわかります。

  • 勝ち馬に占める人気馬の割合は阪神芝2000mと全競馬場で大きな差はない

次に馬券を購入する上で重要な3着以内の馬 の人気を調べて3着以内馬に占めるX番人気馬の割合としてまとめています。 X番人気の馬は3着以内に1頭しか入ることができないため、縦軸の最大値は33.333…%となります。

  • 阪神芝2000mは3着以内の馬に占める2番人気の馬の割合が全競馬場芝2000m、全競馬場全距離と比較して高い
  • 阪神芝2000mは3着以内の馬に占める4番人気の馬の割合が全競馬場芝2000m、全競馬場全距離と比較して高い

コースとしてはJRAの一般的な傾向と一致しますね!!

◎臨戦過程

大阪杯の過去10年の出走馬と3着以内の馬を前走クラスごとにまとめました。出走馬の臨戦過程はG2で、3着以内の馬の臨戦過程はG2、G1クラスが多いことがわかりました。

次に臨戦過程の優劣を判断するため、3着以内の好走馬数を出走頭数で割った数値で各臨戦過程を比較しました。G1クラスからの臨戦過程が出走馬に対する好走馬の割合が高いことがわかりました。

次に今年の大阪杯の登録馬を前走クラスごとにまとめました。

1.芝G1

該当馬:ウインマリリン、エフフォーリア、ヒシイグアス

2.芝G2

該当馬 :アカイイト、アドマイヤハダル、アフリカンゴールド、キングオブコージ、ジェラルディーナ、ジャックドール、ショウナンバルディ、ステラリア、ヒュミドール、ポタジェ、レイパパレ、レッドジェネシス

3.芝G3

該当馬 :アリーヴォ、スカーフェイス

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◎気になる馬

1頭目:ヒシイグアス

2021年の2勝クラス、石和特別から4連勝でG2中山記念を勝利。そこから半年以上休み、天皇賞秋で5着に敗れ、香港カップで2着に好走しました。

特に天皇賞秋の内容を評価しています。レースは12.8 – 11.5 – 11.9 – 12.0 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 11.1 – 11.1 – 11.4のペースでした。この天皇賞はエフフォーリア、コントレイル、グランアレグリアの3強で決着したのですが、ヒシイグアスはこれら3頭よりも外を回して、勝ち馬エフフォーリアと0.8秒差。ヒシイグアスの実力を出し切れば、好勝負可能だと思います!!休み明け、予定していた香港遠征ができず、大阪杯に出走する臨戦過程等不安も大きいですが、オッズ次第では馬券を買いたい!!

2頭目:ポタジェ

金鯱賞組の中で一番気になる馬です!!金鯱賞では12.5 – 11.0 – 12.2 – 11.9 – 11.7 – 11.7 – 11.6 – 11.0 – 11.3 – 12.3のペースで、勝ち馬ジャックドールがラスト600m地点でペースを上げて、後続の脚を奪うレースをしました。ほとんどの馬の脚色が同じになり、ゴールになだれ込むような展開で、結果として、前々で競馬した馬に有利なレースだったと思います。そんな中、後方から上がり最速の脚が使えていたため、ジェックドールの作る流れは苦手ではないと思います!!

もちろん、エフフォーリアもジャックドールも気になります笑

◎予想

4/2の馬場コンディションは良さそうなので、タイムの出そうな高速馬場で開催されそうです。ということでスピード勝負に適性のありそうな馬を中心に予想しました。

本命◎:ヒシイグアス

ジャックドールはここ数走、ラスト800-600m付近で加速しています。今までは加速時についていく馬がいなかった、少なかったことがジャックドールの好走要因だと考えています。

しかし、今回はG1!!エフフォーリアやレイパパレなどが今までのように楽な展開を許さず、ロングスパート勝負の展開になると想定しました。

そのような展開で好走するには、コーナーでスムーズに加速できること、末脚の持続力の2つが求められると考えました。

ヒシイグアスは比較的小回りの香港や中山競馬場で好走しているので、コーナーも下手ではなく、天皇賞秋で不利な8枠からレースを進めて5着、1:58.7で走破できているのでハイペース末脚勝負にも適性が高いと思います!!

対抗〇:エフフォーリア

去年の年度代表馬!!能力はこのメンバーで一番高いので、馬券から外すことはできません。

今回も強い逃げ馬がいる中で圧倒的1番人気、難しいレースになると思い、対抗評価です。

イメージとしては、タイトルホルダーをマークして、直線早めに先頭に抜け出した皐月賞や有馬記念のようなレースをすると思います。

単穴▲:レイパパレ

前走ではジャックドールを潰しに行かず、0.4秒差の2着。レイパパレに関しては器用な馬ではないので、他馬をマークするというより自分の競馬に徹した方が好走できると思います。今回はG1で、ジャックドールに楽をさせない競馬をしような馬もいるので、漁夫の利的な好走を期待しています!!

◎買い目

単複:ヒシイグアス

馬連:10-6,14

ワイド:10-5,8,13

◎感想

軸が4着か~!!残念。展開の予想はおおよそ合っていたのに…。

レースは12.3 – 10.3 – 12.0 – 12.2 – 12.0 – 12.1 – 11.7 – 11.5 – 11.8 – 12.5のレースで、先行争いが激しく、前半1000mが58秒8、ラスト800-600m地点で各馬仕掛け始めて、ラスト600-400mで最速ラップとなる展開。仕掛けが早く、末脚の持続力勝負になりました。最後の直線では、いつもよりやや早いペースで逃げたジャックドールをレイパパレが早めに交わして先頭に立ち、やや後ろをポタジェが追いかけ、その後方外からアリーヴォとヒシイグアスが伸びてきて、ポタジェが先頭でゴールしました。

軸馬のヒシイグアスは人気以上には好走しているのですが、馬券内には来ず…。実力よりも人気の低い馬を探すことに夢中で、その馬が馬券に絡むかどうか、の検討が足りていない気がします…。反省を生かして桜花賞の予想を頑張りたいです!!